2021年8月24日、「中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築する」ことを目的とした新たな制度が創設されました。
M&Aが隆盛を極める中、悪質な業者の数も増えてきているのが現状で、質の保たれた安心したM&A取引を維持するための制度と言えるでしょう。
当記事では、制度創設によって安全なM&A環境がどのように整っていくのか、専門家は支援機関として登録した方が良いのか、などを見ていこうと思います。
中小企業向けに事業承継・M&Aアドバイザリー事業を提供する株式会社LifeHackの担当者が、執筆するブログです。事業承継やM&Aに関する体験談や、業界の最新情報、M&A交渉を進めていく上での注意点などを紹介しています。
M&Aの交渉において、最も重要と言っても過言ではない工程の一つに、「オーナー面談」という工程がございます。
交渉の初期段階では案件の概要をまとめた案件概要書(「IM」と呼ばれております)を元に検討することが多いのですが、当該検討で興味を持った案件については、売り手・買い手それぞれの決裁者(オーナー様であることが多いです)同士がご面談し、机上の資料では読み取れない情報のやり取り、質疑応答などを直接行うのです。
そんなオーナー面談ですが、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?今回の記事では、オーナー面談時に気をつけなければならないこと、どんな事に重点を置いて話せば良いのか、これらについてご紹介していきたいと思います。