「弊社のクライアントで、あなたの会社を買いたいと言っている企業様がおります」
こんな手紙(ダイレクトメール含む)をもらったことはありませんか?
1.「オンリーユー」じゃない営業メールも有効活用できる!
「弊社のクライアントが、あなたの会社と資本提携したいと言っています。詳しい話をしたいので、電話、或いは面談する機会をください」
これって、M&A仲介会社の典型的な営業文句なんですよね。
一瞬嬉しい気はするかもしれませんが、同様のプロポーズを少なくとも2〜30社に対してはしていると思います。
「オンリーユー」ではありません。
だとしたら、どんな反応をしますか?
「そんな失礼な!!興味ありません!!!」
とシャットアウトしますか?
買い手様の真意や、M&Aアドバイザーの裏を知っているアドバイザーからすると、
もったいなくて仕方ありません。
有効に活用して、増収増益、新しい営業につなげてみませんか?
そんな方法を今回はご紹介致します。
ただし、これは非常にM&Aアドバイザー泣かせな手法です。
あくまで、買い手様、売り手様のお望みを叶えるための効果的な手法となります。
2.ひとまず買い手候補にコンタクト!
「弊社のクライアントが、あなたの会社と資本提携したいと言っています。詳しい話をしたいので、電話、或いは面談する機会をください」
そんなアプローチがあったらどうしたら良いか!?
私の考える方法は、買い手候補様と会っちゃう、です!!!
売却する気がなかったとしても、買い手候補様と会っちゃえば良いと思います。
面談したからといって譲渡契約を結ばなきゃいけない、そういうわけではございません(中には結ばなきゃいけない、という縛りをかけてくるM&A業者もいるかもしれないので注意が必要です⚠️)。
資本提携を結ぶテイで面談し、結果、業務提携に落ち着く、ということは結果的によくある話だと思います。
自社の事業を売却することなく、新たな取引先、協業となるオーナー様と巡り会う機会は最高だと思いませんか?魅力ある買い手候補様とつながるチャンスがあり、かつ、事業拡大のチャンスも得られるとしたら...
そのくらいの心づもりであれば、面倒で頭を悩ませていた業者さんからのアプローチも事業拡大のチャンスとなります。テンション上がりますね!!!
もちろん、気に入ったならば事業継承の選択をするのもありだと思います。
【業者からの営業=即お断りする】
そんな決めつけほど勿体ないことはありません。
この他にもLifeHackブログではM&Aについて紹介しています。合わせてお読み下さい!
M&Aとは?これからM&Aに関わりたいすべての人に向けその基本を紹介